国産マウスピース型矯正装置(アソライナー)

米国のマウスピース矯正装置(インビザライン)と、国産のマウスピース矯正装置(アソライナー)。「マウスピース矯正装置(アソライナー)」は、1か月毎に歯型を取り、その模型を元に歯の動きをシュミレーションしてマウスピースを作成します。一気に全過程のマウスピースを作成するマウスピース型矯正装置(インビザライン)と大きく異なる点です。マウスピース型矯正装置(アソライナー)は1か月の間に3種類(ソフト、ミディアム、ハード)のマウスピースを10日ずつ装着しますので、お痛みを軽減することができます。部分的な矯正に適しています。
※アソライナーは、完成物薬事法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
可能な矯正の症状は?
歯の平行移動が苦手ですので、前歯の軽い乱ぐい歯の部分矯正になります。大体5回程度は型どりをして矯正を行っていきます。対象は主に、成人の方になります。
マウスピース矯正装置(アソライナー)のメリット
透明感があり、装着しても目立ちません。食事や清掃時など、いつでも取り外し可能なため、治療期間中の口腔及び歯周組織の健康がよりよく維持されます。型どりした内容は、シュミレーションソフトで矯正過程を見ることができるので、患者様のモチベーションアップにもつながります。
治療の流れ
①カウンセリング(30分)
患者様のお悩みやご希望を詳細に伺います。ご希望にあう矯正装置についておおよその費用、治療期間、メリット・デメリットをお伝えします。
②精密検査(60分)
レントゲン撮影(パノラマ、セファロ(側貌・正貌)、手根骨、CT撮影)、精密模型の為の印象採得、口腔内写真、顔の写真、唾液検査など、診断・診療計画を立てるために必要な検査を行います。
③診断
検査を総合的に判断し、マウスピース矯正装置(アソライナー)が可能かどうかをお知らせします。万が一適応できない場合は、ご希望に最大限合う矯正方法をご提案します。
④ご契約
注意事項をお話しいたしますので、ご同意いただき、ご契約となります。
⑤型取り
マウスピース作成のために元となる型取りを行います。
⑥マウスピース到着
ソフト、ミディアム、ハードと3種類のマウスピースが到着しましたら、10日毎に3種類を交換して装着していきます。装着方法を指導します。
⑦1か月毎に定期健診と型どり
歯の動きを確認し、次回の型を作成するか患者様の御意向で決定していきます。(大体5回程度は矯正を行っていきます)特に問題が無ければクリーニングを行います。
⑧治療の評価
自然な歯並びが完成しましたら保定に移ります。
⑨保定装置の装着
歯並びがきれいになりましたら、歯並びを安定させ、後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着します。一定期間保定装置を装着し終わりましたら、治療は完了です。