子供の乳歯はとても重要！乳歯からしっかりお母さんが守ってください

お子様の歯に関する疑問はこちらを参考にしてください。

指しゃぶりやおしゃぶりってどうなのかしら

赤ちゃんですので、ある一定時期までは指しゃぶりやおしゃぶりは、成長過程の１つですのでしょうがないですね。ですが、大抵は３歳ぐらいまでにはしなくなるものです。４歳を超えて指しゃぶりやおしゃぶりをしている場合には、お母さんが止めさせるように頑張らなければなりません。指しゃぶりやおしゃぶりは、歯並びに影響します。出っ歯や、開口（上下の歯がきちんと閉じない）、偏位咬合（あごが横にずれる）などの悪影響を及ぼします。歯並びのためにも指しゃぶりやおしゃぶりは、早めに止めさせるのが理想的です。

乳歯はどんな歯並びが理想なの？

乳歯と永久歯の歯の大きさは違います。なので、永久歯が生えてくる隙間が必要です。乳歯の歯並びは、大人の歯並びのようにぎっしり詰まっているものではなく、すきっ歯のようになっているのが理想です。もし、詰まっている場合には、永久歯が生えるスペースが足りず、ガタガタに生えてしまい（叢生）、歯並びが悪い原因となります。

歯並びが悪いけど治療しなくても平気？

矯正治療は必ずしなければいけないというものではありません。矯正治療するためには、保険適応外ですので、親御様のご負担もあります。ですが、お子様の将来を考えると、虫歯や歯周病リスクも高まりますし、発音や美貌にも影響します。全ての健康はお口からと言っては大げさかもしれませんが、しっかりした歯があってこそ、食物を摂取することができるので、一生ご自分の歯で食べられることを考えれば、矯正治療も検討の価値があると思います。

矯正治療をするならなるべく小さいうちから？

乳歯の状態でも、お子様の歯並びが気になったら矯正医にご相談ください。歯並びが悪い＝すぐに矯正ではありません。成長の激しいお子様にとって、経過観察は一つの大事な過程です。ただし、歯並びが悪いお子様が歯並びがよくなる確率は、低いといわれています。今までは、経過観察するしかなかった乳歯列期ですが、昨今お口の筋肉のトレーニング装置の開発により、乳歯列期でも行える治療法が開発されています。ワイヤー＋ブラケット矯正などの本格矯正をする前に、お口の筋肉バランスを整えることで、歯並びの土台をしっかりさせます。まずは、ご相談ください。

子供がどうしても歯医者さんに行くことを嫌がります

矯正治療は、お子様のやる気が一番大切です。矯正治療にもいろいろありますが、特に取り外し可能な装置は、お子様が習慣的に楽しんでやることが理想的です。もし、やりたくないと、その装置の装着を怠れば結局は効果が出なく、歯並びは改善されません。お子様も精神的に成長しますので、きちんと理解しやる気が出たときに始めた方がよい結果が出ると思います。

今中学生なのですが、矯正は遅いかしら？

矯正治療は、何歳からでも始められます。小さいうちは、あごが成長過程で動く力を利用しますが、始められる年齢により適した矯正方法がありますので、まずはご相談ください。

矯正治療は痛いのかしら

装置を付け始めたばかりは、歯が圧迫される感じがあったり、発音や、お食事することに違和感があることがあります。時間がたてば慣れますので、しばらくは我慢してください。もし痛みが続くようであれば矯正医にお申し出ください。

歯磨きはできますか？

はい、普段以上にしっかりと磨いてください。歯間ブラシやタフト（小さい歯ブラシ）も使い、お母さんが仕上げ磨きを必ず行ってください。

舌足らずや、口が開いているのが気になります

普段お子様が口呼吸をしていませんか？本来は鼻呼吸が正しい呼吸法です。舌やお口の筋肉が正常に機能していないために起こる現象ですので、お口の筋肉バランスを整える装置もご検討されるといいと思います。

矯正治療は高額で。。。

新生会では、デンタルローンやクレジット決済ができます。分割にすることでご負担を小さくできますので、受付にお申し出ください。

矯正治療はどれぐらいの期間するものですか？

お子様の歯並びの状態によりなんとも言えませんが、２，３年長いと４，５年に渡るときもあります。正確な診断は、レントゲンやお口の状態を診断した上になりますので、まずはご相談ください。